氷点

自分が生まれながらに罪人だという感覚があるからか、苦しくて息がつまるものばかりに触れようとしている気がする。

足りない頭で毎日どうにもならないことを考える。

分かち合うことはできない。

分かちあえそうな人はみんなぼくよりずっと遠くにいて、ずっと苦しんでいそうだ。


ねぇ夢の中ならば

君の手を引いて魔法の国へ

ガラスの靴と髪飾りが

悲しいくらい似合ってる